大阪府立大学生命環境科学域

大阪府立大学生命環境科学域は、獣医学類、応用生命科学類、緑地環境学類、自然科学類の4つの学類で構成されています。

獣医学類は1883年に設置された大阪獣医学講習所をルーツとする近畿唯一の獣医系教育機関。2009年4月に関西国際空港対岸のりんくうタウン地区に拠点を移し、キャンパス内に獣医臨床センターや動物科学教育研究センター、病原体実験施設、大型先端機器解析施設、RI施設を設置しています。

入学後は、大学の専門教育にスムーズに移行できるよう、専門基礎科目として数学・情報・物理学・化学・生物学・地学を開講。その後、解剖学や生理学などの基礎的学科目を履修し、高学年になると公衆衛生学や伝染病学などの応用的学科目や内科学や外科学などの臨床的学科目の講義と実習が行われます。

また、創薬や産業動物、公衆衛生など、ニーズが高い分野に関する科目群も設けています。

重視しているのは、徹底した少人数制・体験型教育。手術実習室や大動物実習室で技術を磨くほか、獣医臨床センターでは検査装置を用いた実習を行います。3~6 年次に実施する独自の学外特別実習(インターンシップ)では、動物園や水族館、動物病院など、豊富な実習先を用意。4年次後期からは教室に所属し、卒業研究に取り組みます。

大阪府立大学生命環境科学域

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