東京大学農学部

従来の「学科」を超えた広範な知識と柔軟な考え方を身につけるため、「課程専修制」をとっている東京大学農学部。応用生命科学、環境資源科学、獣医学という3つの課程と15の専修を設置し、演習林や水産実験所、食の安全研究センター、牧場など多数の付属施設を所有しています。

2年生の9月に進学が内定すると、農学全体を対象とする農学主題科目や農学基礎科目を学び、まずは基礎を固めます。農学主題科目は、農学の主要なテーマである食、環境、生命を扱うオムニバス形式の講義科目。農学基礎科目は、各専門分野の基礎を学ぶ講義科目です。

3年生の4月に進学した後は、専門を深める課程専門科目と実験や実習を中心とした専修専門科目を履修。

獣医学課程獣医学専修では、動物の疾病予防と治療のための獣医療教育、人獣共通感染症や食品衛生を中心とする公衆衛生学教育、ライフサイエンス教育などに力を入れています。

学生が臨床実習を行う附属動物医療センターでは、年間15000頭前後の動物を診療。診療室、手術室、理学療法室、各種検査室、放射線治療室、集中治療室、感染病入院室などを完備し、学生は恵まれた環境で実践力を伸ばすことができます。

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