岩手大学農学部

共同獣医学科、農学生命課程、応用生物化学課程、共生環境課程、動物科学課程を設置している岩手大学農学部。東京農工大学と連携し、2012年に従来の獣医学課程を共同獣医学科に改編しました。

岩手大学では高度産業動物獣医療、東京農工大学では高度伴侶動物獣医療に力を入れるとともに、双方の大学が公衆衛生・動物衛生分野を充実させています。これらの取り組みにより、高度な専門知識と診療技術を身につけた大動物・小動物の獣医師、人の健康・福祉に尽くす公衆衛生獣医師、さらには生命科学分野の研究に貢献できる人材の養成を目指します。

共同獣医学科の特徴は、通常の対面式授業のほかに遠隔講義システムの利用や教員・学生の移動により、両大学とも同じカリキュラムで6年間学ぶこと。

カリキュラムは、共通教育科目、専門教育科目、専修分野に分かれ、獣医師に必要な幅広い知識を段階的に身につけていきます。

5年次の臨床実習は、内科、外科、臨床繁殖科、エキゾチックアニマル科、生産獣医療科、問題行動相談室など多くの専門診療科を設け、あらゆる動物を診療する岩手大学農学部附属動物病院で実施。学生は教員の指導のもとで外来診療に参加するほか、郊外の酪農地帯への往診に随行し、実践力を身につけます。

岩手大学農学部

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